FAQ(3.0.0)

WEXAL® Page Speed Technologyが使えるのはKUSANAGIの環境のみですか

WEXAL® Page Speed Technology(以下、PST)は、KUSANAGI Premium Editionと、対象のサーバーの環境を問わないWEXAL® Reverse Proxy Limited Editionの2つで提供しています。

WEXAL® Reverse Proxy Limited Editionに関しては、現在Microsoft AzureのAzure Marketplaceからのみご利用可能です。

マイグレーション不要で高速化を実現する「WEXAL® Reverse Proxy Limited Edition」提供開始(2020年4月14日)

KUSANAGI Premium Editionをご利用の際には、KUSANAGIの環境が前提となります。KUSANAGI Premium Editionは以下のいずれかの方法でご利用いただけます。

① KUSANAGIをご採用いただいている各クラウドのMarketplaceよりご利用いただく。
現在のMarketplace採用クラウドはこちらからご確認ください。
エディションとアップグレード

② MarketplaceにPremium Editionが未登録のクラウドをご利用の場合は、無償版のKUSANAGIの状態でプライム・ストラテジーが運営しているMarketplace "KUSANAGI Marketplace"からアップグレードライセンスをご購入いただき、アップグレードを行います。
KUSANAGI Marketplace

PST Manager のプロファイル一覧に何も表示されません

PST Manager を利用するには、全プロファイルのPSTのバージョン最新にアップデートする必要があります。

pst init コマンドを使用して各プロファイルのバージョンをアップデートし、改めて PST Manager をご利用ください。

PST Manager の各プロファイルのDashboard や各ページにあるはずの機能が表示されません

PST Manager の一部機能は、サーバとプロファイル配下のPSTのバージョンが異なっている場合に、利用することができなくなります。

pst init コマンドを使用して各プロファイルのバージョンをアップデートし、改めて PST Manager をご利用ください。

さくらのVPSで PST Manager を使用するためにポートを開放したい

PST Manager 利用のため、ポート番号61000のアクセスを許可するには、コマンドを実行してファイアウォールの設定変更を行います。

以下を参考に設定を変更してください。
ネコでもわかる!さくらのVPS講座 ~第七回「ファイアウォール”firewalld”について理解しよう」 | さくらのナレッジ

PSTを止めたい

各プロファイルごとに停止が必要になりますので、まず以下のコマンドを実行します。

pst off プロファイル名
pst watch off プロファイル名

PSTをアンインストールしたい

PSTを有効にした全てのプロファイルにて以下のコマンドを実行してください。

pst remove -y プロファイル名

加えて、サーバー上でroot権限にて以下のコマンドを実行してください。

yum erase kusanagi-prem3 kusanagi-prem3-lua kusanagi-prem3-nodejs

PSTを導入してからアクセス解析ツールの数値が一気に上がっている

PSTの導入による、サイトへのクロールが影響している可能性があります。
バージョン2.3.0以降、クロール時のwww.google-analytics.comへのリクエストをブロックするよう改善しておりますので、PSTのアップデートをご検討ください。
もしくは、Google Analyticsをお使いの場合、フィルタ機能で測定対象からPSTが入っているWebサーバのグローバルIPアドレスの除外設定をお願いいたします。

ファイルを更新しても最適化済ファイルが更新されません

まずはじめにブラウザのキャシュやキャッシュプラグイン・CDN等によるキャッシュの影響がないか確認してください。

PSTはファイルの更新を監視していますが、何らかの理由で最適化したファイルが更新されない場合には、以下の2つの方法のどちらかで最適化コンテンツの削除(パージ)をおこなってください。

① PST Manager の「リソースを指定して最適化コンテンツを削除」

② 対象ファイルのURLに「?wexal=purge」というクエリ文字列を付与
クエリ文字列

2.5.1-1以前のバージョンでは、engagement delayディレクティブのwebfont指定によって生成されるwebfontスタイルシートが更新されない問題があります。アップデートをおこなってください。
https://kusanagi.tokyo/archives/6850/