なぜ今、モバイル表示の高速化がWebサイトに求められているのでしょうか。その背景を考察しています。

1.モバイル社会の到来

スマートフォンが爆発的に普及した現在はまさに「モバイル社会」であり、総務省発表の「平成30年版情報通信白書」では次のように報告されています。
「個人がインターネットに接続する際に使用する端末については(中略)10代から40代では各年代とも80%程度かそれ以上がスマートフォンをインターネット接続端末として利用しており(中略) 次に利用割合が高いのは パソコンであるが、その割合はスマートフォンよりも20%程度低い」
インターネット接続端末
(総務省「平成30年版情報通信白書」http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/pdf/30honpen.pdf

モバイル端末で閲覧されることを前提としたWebサイトのありかたや運用の必要性が今後高まっていくものと考えられます。

2.Google「MFI」の発表と着実な移行

このような状況下、以前よりWebサイトのユーザー体験を重視するGoogleは、2018年3月に「MFI(モバイル・ファースト・インデックス)」を発表しました
(「モバイルインデックスを開始します」https://webmaster-ja.googleblog.com/2018/03/rolling-out-mobile-first-indexing.html)。

MFIとはモバイル向けサイトへの評価が検索順位の基準となるというGoogleの指針です。仮にあるWebサイトのメインユーザーがPCユーザーであったとしても、モバイルサイトへのGoogle評価で当該サイトの検索結果が左右されるということを意味します。

MFIへの移行は着実に進んでいます。発表から9か月後の2018年12月ですでに全世界のWebサイトの過半数に対しMFIへの移行が完了し(「Mobile-First indexing, structured data, images, and your site 」https://webmasters.googleblog.com/2018/12/mobile-first-indexing-structured-data.html)、
2019年7月からは新規ドメインには原則としてMFIが適用されています(「Mobile-First Indexing by default for new domains」https://webmasters.googleblog.com/2019/05/mobile-first-indexing-by-default-for.html)。
なおWebサイトのMFIへの移行状況はGoogle Search Console(https://search.google.com/search-console/about?hl=ja)上で確認することができます。

3.モバイルユーザー体験向上に関するニーズの高まり

現在、モバイルページのユーザー体験、特にページ表示速度の向上やMFI対策は「ビジネス上の機会を損失しかねない課題」として、Google「PageSpeed Insights」をWeb運用のツールとして用いるWeb運営者にはすでに認識され、その対応へのニーズが高まっています。我々の顧客からもその対応を要望する声があがっています。

このような高まるニーズに応えて開発された技術群が「WEXAL® Page Speed Technology」です。そしてこの技術の導入を実施するサービスが「WEXAL® モバイル表示高速化サービス」です。